2021年にレバレッジが555倍から999倍になり、さらなる注目を集めている海外FX業者「BigBoss(ビッグボス)」。
ハイレバレッジで取引するのであれば、ロスカットや追証がどのようなシステムになっているかというのは気になるところですよね。実はBigBossは、ユーザーにとって有利な追証、ロスカットのシステムを採用しています。
今回、複数の海外FX口座で取引する現役トレーダーたおが、BigBossの追証とロスカットについて詳しく解説していきます。ぜひこの記事を読んで、BigBossの取引について理解を深めていってください。
✓BigBossに追証はあるのか
✓BigBossのロスカットはどういう仕組みなのか
✓ロスカットの際の注意点
なお口座開設がまだの方は以下の記事を参考にしてみてください。クイック口座開設なら5分程度で完了できます。
BigBossについてのまとめを読みたい方はこちらの記事も合わせて確認してみてください。
目次
BigBossの追証はどういうルール?
追証とは、口座がマイナスになった際に、追加で入金する義務が発生することです。マイナスを肩代わりしてもらい、期限までに入金しなければならないため、実質的な借金ということになります。
海外FX業者には追証からトレーダーを守るサービスを行っているところがありますが、BigBossの場合はどうなのでしょうか。
BigBossに追証はない
結論から言うと、BigBossに追証はありません。
残高がマイナスになった場合にマイナスを補填してくれる、ゼロカットを採用しているからです。そのため、証拠金マイナスになっても0に戻り、借金を背負うことはありません。
このゼロカットはBigBossの999倍レバレッジのように、ハイレバレッジの取引と非常に相性がいいものです。ハイレバレッジで運用する場合、リターンも大きくなりますがリスクも同時に増大。そのため、時にマイナスになることもありますが、そんな時にゼロカットがマイナスから守ってくれます。
また、このゼロカットシステムは国内FX業者には存在しません。というのも日本では、取引者のマイナスを業者が背負うということが法律で禁止されているからです。ゼロカットがあることは、海外FX業者を使う大きなメリットと言えるでしょう。
ゼロカットには3つの注意点がある
基本的にはどんな取引においてもマイナスを補填してくれるゼロカット。しかし、BigBossには取引の安全性を守るためのルールが存在します。
以下の3つのルールを破ってしまうと、ゼロカットを拒否されてしまう可能性があるので注意しましょう。
- 2つの口座で両建て取引を行った場合
- 指標発表時などの、市場の変動性が高い時間帯を狙ったお取引
- 当社の判断により公平性の掛けるお取引をされた場合
(公式より引用)
指標発表時は変動性が高く、BigBoss側のリスクが高まるために避けてほしいということですね。自身のリスクも非常に高まるため避けたほうが無難です。
他の2つは、「意図的にBigBossのリスクを増大させる」ような取引を禁じています。通常の取引方法であれば問題ないことでしょう。
時間帯などでレバレッジ制限しないBigBossなので、その分ゆるやかなルールを設けているという背景があります。
BigBossのロスカットはどんな仕組み?
次に、BigBossはどのようなロスカットルールを設けているのかを見ていきます。
ロスカットとは、証拠金維持率が一定の割合を下回った際に、口座がマイナスになることを避けるため強制決済されるというもの。
証拠金維持率とは、必要な証拠金に対して残高がどれくらい残っているかの割合になります。計算式は以下の通り。
証拠金維持率(%)=(純資産÷必要証拠金)×100
- 口座に2000ドル、必要証拠金1000ドルの通貨をポジションを持っていた場合は→2000÷1000×100=200 証拠金維持率200%
- 口座に2000ドル、必要証拠金が200ドルであれば→2000÷200×100=1000 証拠金維持率1000%
基本的には、証拠金維持率の下限は低いほうがいいとされています。
リスクを軽減するためのものでもありますが、下がった際に簡単に決済されないことにより多くの含み損が許容されます。その後反転するチャンスを待てるため、低いほうが都合がいい場合があるからです。
では、BigBossのロスカット水準はどれくらいなのでしょうか?
意図せぬロスカットを避けるためにも、ロスカット水準はある程度低いほうがいい。
BigBossのロスカット水準は20%
BigBossのロスカット水準は、スタンダード口座とプロスプレッド口座で20%に設定されています。
ですので、証拠金維持率20%以下になった際に、ポジションが強制決済されロスカットとなります。
この20%という数字は低いのでしょうか、それとも高いのでしょうか。他の海外FX業者と、具体的な数字で比較してみます。(左のマージンコール水準についての解説は後ほど)
海外FX業者 | マージンコール水準 | ロスカット水準 |
BigBoss | 50% | 20% |
Axiory | 50% | 20% |
iFOREX | 0.25% | 0% |
AnzoCapital | 80% | 50% |
XM | 50% | 20% |
XBPrime | ー | 50% |
TitanFX | 90% | 20% |
Exness | ー | 0% |
並べて比較してみると、BigBossのロスカット水準は平均的といったところ。
しかし、20%というのはロスカット水準としては十分な数字です。というのも、そこまで下がってしまえば、どのみち決済せざるを得ないぐらい資金が低下しているからです。
含み益を許容し判断を待てるという利点のあるロスカット水準の低さですが、証拠金がすっからかんになるまで待つ意味はあまりありません。
次は、証拠金維持率低下を警告してくれるマージンコール水準について解説します。
マージンコール水準は50%
マージンコールとは、証拠金維持率が一定水準より下回った時に通知してくれるサービス。
BigBossではマージンコールは証拠金維持率50%以下に設定されています。BigBossのマージンコールは下回った瞬間にお使いのメールアドレスに通知がいくシステムです。
50%というのはロスカットよりも高い水準ではありますが、マージンコールまでいった場合かなり危険な状態であることは間違いないでしょう。マージンコールによって何かが起こるという訳ではありませんが、ポジションに対してなんらかの処置を行う必要があります。
マージンコールが通知された場合推奨されるのが、以下2点の行動です。
- 損切をする:マージンコール時点で資金が相当低下して、反転の望みも薄いため全ポジションを決済。こちらが基本になります。
- ポジションを縮小する:証拠金維持率を下げるために一部ポジションを決済するという処置。よほど確信がある場合以外は避けたほうが無難です。
まとめ
BigBossはゼロカットを採用しているため追証はなく、なおかつ十分なロスカット水準があることがわかりました。
999倍というハイレバレッジは、大きなリターンを望めると同時にリスクも大きいもの。しかし、BigBossではゼロカットや低いロスカット水準の設定で、大きなマイナスになることはありません。ハイレバレッジながら安心して取引ができるので、非常におすすめです。
ぜひBigBossでの取引を始めてみてはいかがでしょうか。