「AXIORYでは追証が発生しないというのは本当なの？」
「いくら損失が出るとロスカットが入るのか知っておきたい！」
AXIORYの口座を開いてFXトレードに挑もうとしている方の中には、上記のような疑問を持っている方も少なくないでしょう。
実際に取引をスタートさせてからロスカットの基準や追証の有無を把握しても、前もって対策することができずに大損してしまうかもしれません。
本記事ではAXIORYの追証システムやロスカットのルールについて、初心者の方でも最低限必要な知識を身に付けられるように解説していきます。
AXIORYについてのまとめを読みたい方はこちらの記事も合わせて確認してみてください。
目次
AXIORYではロスカットは発生するが追証は発生しない
AXIORYでポジションを持っている時に含み損がある程度発生した場合は、追証通知が来ることなくストレートにロスカットが発生します。
含み損が発生して以下のような状況になった場合に、FX口座に追加でお金を入金すること。
・一定水準以上の証拠金維持率をキープできなくなった時
・証拠金が含み損ですべて消失した時
追証はいわばFX業者からの借金ですので、一度追証通知が来てしまうと必ずその分のお金は期日までに支払わなければなりません。
一方、AXIORYでは追証がないため、当然AXIORYに対して借金を背負うこともありません。
そして、AXIORYでは証拠金維持率が一定の水準に満たなくなったら強制的にロスカットが行われる仕組みです。
証拠金が含み損によって一定の水準以下まで減ってしまった場合、強制的にポジションを決済されてしまうシステムのこと。
ロスカットは証拠金維持率が20%まで減ったら発生する
問答無用でAXIORYのシステムによりロスカットが行われるのは、トレードを行っている最中に証拠金維持率が20%以下になったタイミングです。
自分の口座に預けているお金が、取引に必要な証拠金の何%ぐらい残っているのかを表すもの。
口座の残高が必要な資金の20%以下になってしまわないように、ポジション保有中は常に気を付けている必要があります。
証拠金を超えるほどの損失額はゼロカットによって消去される
予想が大きく外れて証拠金以上の損失が発生してしまった場合、AXIORYでは「ゼロカット」システムが働き、証拠金以上の損失を全額リセットしてくれます。
実際に預けている資金以上の損失が生じないように保証してくれるシステムのこと。
AXIORYでは比較的ロスカットが起こりにくい
AXIORYのロスカットは、必要な資金の20%以上の証拠金をキープできていなければ発生します。
これは一般的に見ると低めの水準です。
他のFXブローカーと比較しても、ロスカットラインが高すぎるということは決してありません。
| 業者名 | ロスカットが発生するライン |
| AXIORY | 証拠金維持率20％ |
| LAND-FX | 証拠金維持率30％ |
| DMM FX | 証拠金維持率50％ |
| 外為ジャパンFX | 証拠金維持率60％ |
| Tradeview | 証拠金維持率100％ |
ロスカットラインが比較的低いAXIORYでなら、以下のようなトレードがしやすくなります。
・含み損をある程度抱えながら相場が回復するのをゆっくりと待つトレード
・ロスカットが起こらないよう証拠金を追加しながらの様子見トレード
上記のようなトレードスタイルなら、レートが変動しやすい市場でも重要な約定チャンスを逃しづらくなるでしょう。
AXIORYでロスカットを防ぐために必要な計算3つ
今後のレートの回復を待たずしてポジションを決済されてしまうと、いたずらに預けている資金を目減りさせてしまうだけなので、なるべくならロスカットの発生は避けたいものです。
ロスカットを起こさないためには、資金管理が何よりも重要になります。
資金管理をするのに必要な計算は以下の3つです。
計算1：取引に必要な証拠金はいくらなのか？
計算2：証拠金がいくらになったらロスカットが発生するのか？
計算3：含み損はいくらまでなら耐えられるのか？
計算1：取引に必要な証拠金はいくらなのか？
第一に、自分が欲しいポジションを注文するにあたって、どのくらいのお金が必要になるのか計算しましょう。
欲しい通貨枚数（ロット数）÷レバレッジ倍率×1通貨分の価格＝必要証拠金
たとえば、口座レバレッジを400倍に設定して、1ドル100円の時に50,000通貨の取引をするとします。
その場合は以下のような計算をすれば、証拠金12,500円で取引できることが分かるのです。
計算例）50,000÷400×100＝12,500
計算2：証拠金がいくらになったらロスカットが発生するのか？
証拠金残高がいくらになった時にロスカットが発生してしまうかを知るためには、以下の計算式を覚える必要があります。
必要証拠金×ロスカットが起こる割合（AXIORYなら20%）＝ロスカット発生金額
必要な金額が12,500円だった場合、AXIORYで取引をするなら以下のような計算によりロスカット発生金額が2,500円であることが分かるのです。
計算例）12,500×20％＝2,500
計算3：含み損はいくらまでなら耐えられるのか？
最後に、取引を開始してからいくらまで含み損が膨らむとロスカットが起こってしまうのか計算しましょう。
以下の式を使うと、口座残高からいくら引かれても大丈夫なのか計算することができます。
預ける証拠金-ロスカット発生金額＝口座から引かれても問題ない金額
口座に10万円を預けるつもりなら以下のように計算できるので、97,500円までなら含み損でお金を失うことになってもロスカットは起こりません。
計算例）100,000-2,500＝97,500
AXIORYでロスカットを起こさないための対策
ロスカットが生じてもゼロカットのおかげで借金を負わずに済むというのは、AXIORYの最大の利点です。
しかし、ゼロカットが発生するということは、口座に入れている残高をすべて失うということでもあります。
「なるべくなら資産を守って安全に取引をしたい」という方は、以下のようなロスカット対策も同時に行いましょう。
ロット数を増やし過ぎない
ロット数（一回に取引したい通貨の量）を減らすことで、ロスカットが起こる可能性を低くすることができます。
ロット数が多いと損をした時に含み損の値が大きくなってしまう傾向があるため、ロスカットが生じやすくなってしまうのです。
逆指値注文を活用する
ポジションの注文を行う時は、逆指値注文を入れておくと任意のタイミングで自動的に決済を行うことができます。
利益を得るための注文ではなく、損失をストップさせるための注文方法。
・価格が一定のラインよりも高くなったら「買う」
・価格が一定のラインよりも低くなったら「売る」
逆指値注文は一見損をしているように見えますが、上手く活用することで「これ以上は損をしたくない」というタイミングで決済を行うことができるのです。
ロスカットが発生する前の段階で逆指値注文が入れておけば、ロスカットを未然に防げるだけでなく、証拠金を必要以上に減らさないよう管理することができます。
まとめ
AXIORYにはゼロカットシステムがあるため、追証を気にすることなく安全に取引を行うことができます。
追証が発生しないということは借金が発生しないということなので、予想よりはるかに大きな損失を出しても口座に預けている金額を失うだけで済むのです。
またAXIORYでは、必要証拠金の20％以上を失うような含み損が発生したら、自動的にポジションが決済されるロスカット機能が発動します。
他所のブローカーと比べてロスカットラインは低めで、ある程度の含み損には耐えやすいというのもAXIORYの利点です。
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