仮想通貨の取引所として利用する際はセキュリティの問題からKYC(本人確認)を提示されることが増えてきています。もし本人確認の提示が必要になるなら、どんな資料が必要なのか確認しておくことも大事です。
Bybitを利用するときにKYC(本人確認)は必要なのかどうか確認しましょう。また、口座開設に関しては以前記事でまとめておりますのでコチラを参考にしてください。
目次
KYC(本人確認)が必要な場合の書類とは
本人確認が必要になったなら、どんな書類を提示すればいいのか知っておきたいはずです。いざ本人確認の提出を要求されたときに資料がなければ取引に支障をきたしてしまうことがあるからです。Bybitの本人確認として利用されているのは以下の3つです。
Eメールによる本人確認
本人確認として利用できる方法にEメール認証があります。Eメール認証は、口座開設の際に登録したメールアドレスを入力し、次に設定の際に登録したパスワードを入力することで認証完了となる仕組みです。
Eメールによる認証はログインをするときや出金を行うとき、パスワードの再設定のときやセキュリティ設定の変更の際に使用するため、BybitのKYC(本人確認)の中では1番使用する方法と言えるでしょう。
Eメールによるログインや出金などの時は、Bybitの運営から確認メールも届くので、万が一自分以外の誰かがログインした場合も適切な対処を行うことが可能です。
ただ、Eメールを複数所持しているなら、どのEメールをBybitで登録したのか確認しておくことが大事です。パスワードの変更はEメールを覚えていると再設定が行えますが、忘れてしまうと最悪別のアカウントを作成しなくてはいけません。
携帯電話のSMS認証
携帯電話のSMS認証は、ログインのときやパスワードのリセットの際に届くワンタイムパスワードです。SMS認証を設定しておくことで、別の誰かが不正ログインすることをさらに防ぐことができるので、セキュリティ面を強化させることができます。
口座開設の際に携帯電話で登録をしたなら設定は不要ですが、もし設定していないならマイページのアカウント情報から設定しましょう。携帯電話のSMS認証の「設定」をクリックし、次に国と携帯電話番号を入力します。
入力を終えれば「認証コードを送信する」をクリックして、登録してあるEメールを開いて認証コードを確認し入力します。
認証コードの入力がうまくいけば再度「認証コードを送信する」をクリックします。次は携帯電話にSMS認証コードが届くので確認してコードを入力しましょう。「確定」をクリックすれば設定完了です。
SMS認証を設定してさらにKYC(本人確認)を強化させておくことができます。
Google認証
Google認証は、ログイン時やパスワードリセットする際に専用アプリに届くワンタイムパスワードです。Google認証のKYC(本人確認)の仕組みはSMS認証と同じです。Google認証を行うには「GoogleAuthenticator」というアプリが必要です。もし、Google認証を行うなら事前にアプリをインストールしておきましょう。
設定方法として、まずはBybitのアカウント情報画面を開き、Google認証の右端にある「設定」をクリックします。「認証コードを送信する」という部分をクリックすると、登録してあるEメールに認証コードの入力が送られます。
認証コードを確認して入力するようにしましょう。次はQRコードの表示が行われます。スマホでQRコードを読み取り、アプリに表示された6桁の認証トークンを入力します。最後に「確定」を入力することにより、二段階認証の設定は完了となります。
Google認証のKYC(本人確認)を設定しておくことにより、ログインやパスワード変更のセキュリティはさらに強化されて安心することができます。
Bybitでは身分証明書の提示はない
Bybitで出金などの機能を利用する際の本人確認で身分証明書などの提示は必要ありません。仮想通貨の取引の際にはセキュリティ対策から身分証明書の提示を求めている取引所もありますが、Bybitの場合はKYC(本人確認)の際にパスポートや運転免許証が無くても利用可能です。
そのため、、KYC(本人確認)の際に身分証明書を提示しなくても良いのでスピーディーにやり取りを行えます。身分証明書の提示が無いことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、2段階認証によりセキュリティ強化は行えるので大きな心配はしなくていいでしょう。
BybitのKYC(本人確認)の際の注意点
BybitではKYC(本人確認)の際に身分証明書の提示を行う必要はありません。しかし、BybitのKYC(本人確認)の際に注意しておくことがあります。どのような点に注意しておくことが必要なのか以下の点を明記しておきましょう。
Bybitの送金の際に使用する取引所はKYC(本人確認)が必要
Bybitで取引をするときは仮想通貨を送金する必要もあります。そのため、Bybitで取引するときに別の取引所から送金が必要になるなら、別の取引所の口座を開設する必要があり、その際はKYC(本人確認)が必要になるでしょう。
Bybitは今のところ身分証明書などは必要はありませんが、他のほとんどの取引所ではBybitと違い身分証明書の提示でKYC(本人確認)が必要です。そのため、Bybitが身分証明書を必要としていないので「他の取引所の登録も必要なし」と決めつけるのはよくありません。
他の取引所ではKYC(本人確認)として、パスポートや運転免許証などのアップロードを要求することがあるので、今のうちに身分証明書となる書類を準備しておくようにしましょう。
後に本人確認が必要になる場合もある
Bybitは今はKYC(本人確認)をするときに身分証明書の提示はしていませんが、後に身分証明書の提示を求められることもあります。仮想通貨の取引所はハッキングなどの重大な事件やトラブルが起こると、セキュリティ対策を強化するため、いろいろな対処法を講じることがありるからです。
そのため、Bybitも突然取引をするときに身分証明書の提示をしなくてはログインや出金ができなくなる可能性があります。そのときに慌てて行動することがないように、今のうちから運転免許証やパスポートなど身分証明書になるものを準備しておくようにしましょう。
BybitのKYC(本人確認)まとめ
BybitではKYC(本人確認)の際にメールアドレスとパスワードの入力、2段階認証としてSMS認証とGoogle認証でログインや出金、パスワード変更を行うことができます。
身分証明書の提示は必要ありませんが、後に必要になる可能性もあるため、事前に準備しておくこのもいいでしょう。ぜひ、Bybitでスムーズに取引が行えるようにしてください。