2019年に設立され、世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスからの戦略的出資を受けたことでも注目を集めている取引所がFTXです。
独自トークンなど豊富な金融商品が注目されているFTXですが、実際にどのような取引商品があるのか気になっている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、FTXの取り扱い銘柄やそのカテゴリーについて解説します。
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FTXの取り扱い商品について
FTXでは数多くの金融商品の取引ができるため、始めたばかりの方には理解が難しいかもしれません。
取引可能な金融商品は6つのカテゴリーがあるので、1つずつ解説していきます。
1、先物取引
先物取引とは、将来の売買について現時点で契約を確定してしまう取引のことです。決済期限を事前に確定し、期日になった時点の価格で取引が成立します。
期日が来る前であれば、どのタイミングでも取引を確定してしまうことができます。
2、MOVEコントラクト
MOVEコントラクトとは、ビットコインのボラティリティによって価格が決定します。価格の上昇や下降ではなく、変動率によってトークン価格が決定します。
他の金融商品と違って変動率で価格が決まるので柔軟性の高い取引が可能です。
3、現物取引
現物取引とは一番シンプルな仮想通貨を売買する取引のことです。
仮想通貨の売買で代表的な取引銘柄は以下の通りです。
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル
・ライトコイン
・バイナンスコイン
他にも国内では取扱いのない仮想通貨も含め40種類以上の銘柄を取引することができます。有名な銘柄だけでなく、これからの成長が期待される通貨も取引ができる点が魅力です。
4、レバレッジトークン
レバレッジトークンとは 、一つの銘柄にレバレッジをかけたトークンを購入する商品です。
レバレッジは5種類あり、そのうちの一つを選択して取引をします。
レバレッジ倍率 | ポジション | |
MOON | 10倍 | ロング |
BULL | 3倍 | ロング |
HEDGE | 1倍 | ショート |
BEAR | 3倍 | ショート |
DOON | 10倍 | ショート |
レバレッジトークンは強制ロスカットがなく、通常のレバレッジ取引よりも大きな利益を狙うことができます。
5、インデックストークン
インデックストークンとは、複数の仮想通貨銘柄の平均をセットにして、1つのトークンとして取引をする商品です。
インデックストークンには主に4種類あります。
・ALTインデックス | ビットコインやイーサリアム、リップルなど人気の銘柄が含まれている 仮想通貨の中では人気通貨ばかりなので安定した取引ができる |
・MIDインデックス | ネム、カルダノなど時価総額が11位から30位ほどのアルトコインが含まれている 将来性のある通貨が多い |
・SHITインデックス | 時価総額の低い珍しいアルトコインが含まれている 短期間で価格が高騰する可能性がある |
・DRGNインデックス | 中華系のアルトコインが含まれている 日本と関わりが深い |
6、株式のトークン化取引
2020年10月からトークン化した株式の取引を行えるようになりました。 テスラや Apple、Amazon など認知度の高い企業の株式を手軽な価格で購入することができます 。
まとめ
仮想通貨の現物取引だけでなく、レバレッジトークンやインデックストークンなど珍しい金融商品も取引することができます。
仮想通貨はボラティリティが高く大きな収益を狙える魅力がありますが、その分リスクもあるので取引の種類を把握して最適なものを選びましょう。