海外FX業者「Exness(エクスネス)」には4種類の口座が存在します。それぞれどのような特徴で、どうやって選べばいいでしょうか?
今回、Exness口座の種類について、普段から海外FX口座でトレードしている現役トレーダーたお解説していきます。どうやって選んでいいかなどの悩みをしっかり解決しますので、ぜひ読んでみてください。
✔Exness口座にはどのような種類があるのか
✔Exness口座それぞれの特徴
またExnessについてのまとめを読みたい方はこちらの記事も合わせて確認してみてください。
目次
Exnessの口座種類は全部で4つ
Exnessには、トレードスタイルに合わせて使い分けることができる4種類の口座があります。「スタンダード口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」です。
違いはありますが、Exnessの特徴であるレバレッジ等の強みは共通しており、どの種類が明確にいいということはありません。それぞれ一長一短あり、しっかりと内容を把握して自分に合った口座を選ぶことが大切です。
4つの口座の違い
Exnessの口座は、主に「最低入金額」「スプレッド」「手数料」の違いがあります。
種類ごとにどのような違いがあるのか具体的な数字で見てみましょう。
スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 | |
最低入金額 | 1ドル(約100円) | 1000ドル(約10万円) | 1000ドル(約10万円) | 1000ドル(約10万円) |
スプレッド | 0.3 pips | 0.0 pip | 0.0 pips | 0.1 pips |
取引手数料(往復) | 0ドル | 7ドル | 7ドルから | 0ドル |
- スタンダード口座は最低入金額が安く、手数料がかからず手軽さが特徴。
- ロースプレッド口座とゼロ口座はスプレッドの狭さが共通ですが、取引手数料に差があります。
- プロ口座はロースプレッド口座とスタンダード口座の中間。
すべての口座の共通点
次に、各口座の共通する点を見ていきます。
主な共通点は3つ。「レバレッジの高さ」「ロスカット水準」「ゼロカット」です。
レバレッジ最大2000倍
Exnessの特徴であるレバレッジの高さは全口座タイプで共通。少額の資金からスタートしても高いレバレッジで大きな資金を動かせるのはどの口座でも同じといえます。
ロスカット水準0
ロスカット水準もExness全口座タイプで0%になっています。ロスカット水準が低いので、早い段階でロスカットを食らうことなく資金を目いっぱい使うことができます。
ゼロカット
ゼロカットも全口座タイプ共通。ロスカットされても口座がマイナスになることがなく、追証が発生することはありません。限られたリスクの中で大きな勝負をかけることが可能です。どのようなトレードスタイルであってもうれしいシステムですよね。
各口座の特徴
次は、口座の種類別にどのようなトレーダーにおすすめできるかを見ていきましょう。
手軽に試せる「スタンダード口座」
〇1ドル少額からスタートできる
〇銘柄が最も多い
〇手数料が0円
×スプレッドが他の口座に比べて広い
海外FX業者での取引をこれから始めたい方や、Exnessをとりあえず試してみたい方には、スタンダード口座をおすすめします。スタンダード口座は、2つの理由で利用するハードルが非常に低くなっているからです。
1つ目は、最低入金額が低いこと。スタンダード口座の最低入金額は1ドルとなっており、日本円にして約100円で始めることができます。これから使っていくかどうかわからない状態でいきなり万単位のお金を入金するのは怖いですよね。スタンダード口座は約100円から始めることができるので、安心です。
2つ目は、取引手数料が0円であること。スプレッドこそかかってしまいますが、取引手数料が0円であることは大きな魅力。少額で取引する場合、スプレッドの安さよりも手数料の安さのほうが実質的なコストを下げることがあるからです。その点も、Exnessスタンダード口座がお試しに向いていると言えるでしょう。
トータルコストを抑えたいならロースプレッド口座
〇スプレッドが非常に狭い
-取引手数料は中ぐらい
×手数料最大7ドルかかる 1LOTで0.7
×取引銘柄が少なめ
スプレッド狭さと、手数料の手軽さが売りのロースプレッド口座です。手数料は多少かかりますが、その分スプレッドが狭いためトータルコストに優れています。
メジャーな通貨ペアでは0pips~0.3pipsほどの非常に低いスプレッドに設定されており、デイトレードをする方に向いてる口座と言えます。スプレッド+取引手数料を合計した実質的なスプレッドでは一番安くなることが多い口座です。
スプレッド重視なら「ゼロ口座」がおすすめ
◎スプレッドが0円と激狭
〇節税になる可能性あり
×取引手数料が高い(7ドル~)
ゼロ口座の最大の特徴はスプレッドが0という点。スプレッドを最も重視する方にお勧めです。
その代わり手数料が他の口座に比べて大きいので、枚数によっては高くつくということもあります。取引手数料は扱う通貨によって変動しますので、しっかりと把握しておく必要があるでしょう。
なお、取引手数料は経費として計上できる(スプレッドはできない)ため、取引手数料が多くなるゼロ口座は税制上のメリットがあります。
約定に優れる「プロ口座」
◎約定がスムーズ、滑らない
〇取引手数料が0円
〇スプレッドが狭い
しっかりと注文を成立させることができるのが「プロ口座」です。
Instant Executionを採用していて、簡単に言えばExnessが注文を肩代わりをして約定力を上げてくれるシステム。滑ることがなくしっかり約定できるプロ口座は、スキャルピングをする方におすすめ。
約定力が高いというメリットがありながら、スプレッドもそこそこ低く、取引手数料が0円でコスト面でも優れているという点も高評価。
よくある質問
10分ぐらいで終わるし早速作ってみてもいいかも。
まとめ
Exnessには「スタンダード口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」という4種類の口座タイプがあり、それぞれにメリットデメリットがあることが分かりました。
海外FX業者についてわからない人、とりあえず試してみたい人は「スタンダード口座」から始めるのがいいでしょう。手軽に始められる上、Exnessの機能をしっかりと試すことができるからです。
本格的に始める方は約定力が高く、コスト面もも優れるプロ口座をおすすめします。
その後、トレードスタイルを考え、コストを細かく計算して節約できそうであれば「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」を検討してみるとよさそうです。