海外FX業者「FXGT」は、2019年に創設された、FX通貨と仮想通貨を同時に取り扱う「業界初のハイブリッド取引所」です。
FXGTは豪華ボーナスや500倍というハイレバレッジを利用することができるので、そういった面での魅力を感じて利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ハイレバレッジで取引する場合に気になるのは、追証やロスカットがどのようなシステムになっているかどうか。
海外FX業者がどのようなシステムを設定しているかによって、取引のリスクが大幅に変わってくるからです。
今回、複数の海外FX口座を使う現役トレーダーであるたおが、FXGTに追証があるかやロスカットの仕組みを徹底解説していきます。
✓FXGTに追証はあるのか
✓FXGTのロスカットはどういう仕組みなのか
✓ロスカットの際の注意点
目次
FXGTに追証はある?
ロスカットが間に合わず残高がマイナスになった場合に、追証というものが発生することがあります。
取引によって口座がマイナスになった際に、
マイナス分を解消するために入金しなければいけない義務のこと
FXGTに追証の義務はあるのでしょうか?
FXGTは追証なし!
結論から言うと、FXGTに追証はありません。
FXGTでは、残高のマイナスを解消してくれる「ゼロカット」を採用しているためです。
これにより取引によってマイナスを背負うことがなくなり、借金のリスクはありません。
リスクを限定しながらもハイレバレッジで大きな利益を狙えるのです。
ゼロカットの仕組み
ゼロカットは、取引によって発生した残高のマイナスをFXGTが補填することで成立します。
どれだけマイナスになったとしても、FXGTが肩代わりしてくれるということです。
なので、FXGTでは入金額以上の損失がない上、追加入金の必要がないので安心して取引できます。
なお、日本のFX業者にはゼロカットが存在しません。法律で、残高マイナスの補填が禁止されているためです。
ゼロカットによって口座残高がマイナスになるリスクが0になることは、海外業者を使う大きなメリットと言えるでしょう。
FXGTのロスカットの仕組みは?
次に、FXGTのロスカットはどういう仕組みで執行されるのか詳しく解説していきます。
そもそも、ロスカットとは、含み損が大きくなった時に行われるポジションの強制決済のこと。
損失拡大を防ぐために取り入れられている、トレーダーの最後の砦です。
そのロスカットが発動するラインを決めるのが、残高とポジションによって決まる「証拠金維持率」です。
FXGTロスカットの仕組みを、以下3つの項目を通して解説していきます。
- 証拠金維持率とは?
- FXGTのロスカット水準
- FXGTのマージンコール
証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、必要な証拠金に対して残高がどれくらい残っているかの割合になります。計算式は以下の通りです。
証拠金維持率(%)=(純資産÷必要証拠金)×100
口座に4000ドル、必要証拠金2000ドルの場合→2000÷1000×100=200 証拠金維持率200%
口座に4000ドル、必要証拠金が400ドルの場合→4000÷400×100=1000 証拠金維持率1000%
残高が少ないもしくは必要証拠金が少なくなるほど、証拠金維持率が低くなります。
基本的には証拠金維持率が低くなるほど、残高を失うリスクが高いとみて間違いないでしょう。
FX業者も、残高を失うリスクを計算するために証拠金維持率を使っているという背景があります。
では、FXGTのロスカット水準はどの程度なのでしょうか?
FXGTのロスカット水準は50%
FXGTでは、証拠金維持率が50%を下回ったときにロスカットされます。
先ほどの例を使い、具体的に見ていきましょう。
口座に4000ドル、必要証拠金2000ドルの通貨をポジションを持っていた場の証拠金維持率は→4000÷2000×100=200 200%。
これが50%を下回った時点でロスカットされるので、
1000÷2000×100=50 つまり、残高1000ドルになった時点でロスカットです。
1000ドル残ってるので、かなり残高に余裕をもってロスカットされていることが判ります。
かなり安全圏でロスカットされる一方で、FXGTは反転する猶予がないとも言えますね。
また、ロスカットされる前に、もうちょっと変動を見たかったと思うこともあるかもしれません。
そんな時は、ロスカット前に通知されるマージンコールの時点で対処します。
FXGTのマージンコールは80%
FXGTではロスカットになる前に、マージンコールが通知されます。
マージンコールは証拠金維持率が80%を下回った時に通知される、資金が危険水準であることを知らせるものです。
ロスカットされてしまえば挽回不可能なので、それより先にトレーダーに知らせてくれる便利なサービスになります。
基本的にマージンコールが通知された場合、ロスカット回避に向けて何らかの措置をしなければなりません。
ロスカットを回避するには以下の2つが主な方法になります。
入金して資金を増やす
証拠金維持率は残高が少ないほど低くなるため、入金すればかなり改善します。
口座に1000ドル、必要証拠金1000ドルの通貨をポジションを持っていた場合は
1000÷1000×100=100 証拠金維持率100%の危険水準
1000ドル入金すれば
2000÷1000×100=200 証拠金維持率200%に
もうそろそろマージンコールというところの証拠金維持率100%から、ある程度余裕のある証拠金維持率200%まで持ち直しています。
ポジションの一部を損切
証拠金維持率を上げたい場合、思い切って一部損切するのも手段の1つ。
証拠金維持率は持っているポジションによって決まるため、決済してしまえば下げることが可能です。
損失は確定してしまいますが、ロスカットによる強制決済を免れることができます。
FXGTのロスカット水準は平均より高い
海外FX業者と比べて、FXGTのロスカット水準50%は多少高めの設定です。
以下の表をご覧ください。
海外FX業者 | マージンコール水準 | ロスカット水準 |
BigBoss | 50% | 20% |
Axiory | 50% | 20% |
iFOREX | 0.25% | 0% |
AnzoCapital | 80% | 50% |
XM | 50% | 20% |
XBPrime | ー | 50% |
TitanFX | 90% | 20% |
Exness | ー | 0% |
FXGT | 80% | 50% |
基本的には、相場が反転することを待つことができるため、ロスカット水準は低い方がいいと言われています。
ロスカット水準が高いFXGTは、資金が減少した際に、値動きに耐えられる幅が低いと言えるでしょう。
ただし、これは一方的なデメリットとも言えず、資金を完全に失わずに立ち直る余裕をもって決済されるとも言えます。
ロスカットライン、マージンコールに届くよりもはるかに余裕を持った資金管理が求められます。
まとめ
FXGTはゼロカットを採用しているため追証がなく、安心して取引できる海外FX業者です。
また、FXGTのロスカット水準は他の海外FX業者よりも比較的高く設定されていますが、正しく資金管理を行えば問題ありません。
現在FXGTでは、入金時に資金が120%増える入金ボーナスキャンペーンが実施中。
今から始めれば、資金が二倍になった超有利な状態からFXGTでの取引をスタートすることができます。
ぜひ、FXGTのボーナスやレバレッジを使って、大きな利益を目指してみてください。