iFOREX法人口座開設

iForexでは個人口座の開設に加えて、法人口座の開設も可能になっています。企業でもiForexの口座を開けるので、個人アカウントと同様にトレードを行うことが可能です。本記事ではiForexの口座開設方法や開設時の注意点など、詳細を解説していきます。iForexで法人口座を開設したい方、法人口座でFXトレードを行いたい方はぜひ一読してみてください。

たお
この記事を読めば、iForexの法人口座開設の手順を把握できるよ!一緒にiForexの法人口座について理解を深めていこう!

iFOREXについてのまとめを読みたい方はこちらの記事も合わせて確認してみてください。

iForexの法人口座開設で必要な書類

iForexで法人口座を開設するには、まず下記の書類が必要になるので準備しましょう。

  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 法人住所確認書類
  • 株主名簿
  • 法人代表者の身分証明書
  • 法人代表者の現住所確認書類
  • FXトレードを事業として行っている証明書
  • FXトレードを行う担当者の身分証明書

登記簿謄本(履歴事項全部証明書)

iForexの法人口座開設では、会社の登記簿謄本が必須になります。登記簿謄本のうち「履歴事項全部証明書」を用意してください。こちらの書類は法務局で発行を行ってもらいます。

証明書はスキャナーで読み取ってPDF化、もしくはカメラで撮影した画像をiForexに送信します。画質が不鮮明だと再提出を求められるので、読み取れる画質であるか事前に確認するようにしましょう。

法人住所確認書類

法人住所を確認できる書類を準備します。手間をかけずに発行できる確認書類は「印鑑証明書」です。印鑑証明書も登記簿謄本と同様、法務局で発行してもらえます。法務局に出向けない場合は、郵送で請求することも可能です。また、法人代表者から委任を受けた人でも法務局で印鑑証明書の発行ができます。その際は「印鑑カード」の提示が必要になるので、忘れずに持っていきましょう。

株主名簿

株主名簿はExcel、Wordで作成します。株主名簿には下記の情報を漏れなく記載しましょう。

  • 株主の氏名・住所
  • 株主ごとの保有株式数・株式取得日

法人代表者の身分証明書

法人代表者の身分証明として下記の書類を利用できます。

  • 運転免許証
  • 住基カード(写真付き)
  • パスポート
  • マイナンバーカード

必ず「顔写真」のついた証明書を利用するにしましょう。有効期限が切れた身分証明書は利用できないので注意してください。

法人代表者の現住所確認書類

法人代表者の現住所確認書類では、下記の書類が利用可能です。

  • 住民票
  • 公共料金請求書(電気代・ガス代・水道代など)
  • クレジットカードの利用明細書・請求書

上記の住所確認書類は共通して「発行から6ヵ月以内」のものが有効となります。発行から6ヵ月を超えているものは利用できませんので要注意です。

FXトレードを事業として行っている証明書

会社がFXトレードを事業として行っている証明書を作成する必要があります。法人の定款に「外国為替取引を業務として行う」旨が記載されていても、iForexの法人開設では改めて証明書を作成しなければいけません。

法人として作成しやすいのは「株主総会議事録」です。株主総会議事録の中に「法人として外国為替取引を行うこと」「外国為替取引の担当者」を記載します。テンプレートに関しては、普段利用している株主総会の議事録を利用して問題ありません。

FXトレードを行う担当者の身分証明書

FXトレードを行う担当者の身分証明書も提出します。法人代表者の身分証明書と同様に、顔写真付きの身分証明書を準備しましょう。

たお
必要書類に不備がないよう、リストを作成して準備していくのがおすすめだよ!

iForexの法人口座開設の手順を確認!

まずはiForexの公式ホームページにアクセスしてください。

公式ページを下の方にスクロールしていくと「お問い合わせ」のリンクがありますので、こちらをクリックします。

表示画面の左部分にサポートデスクのメールアドレスが記載されています。こちらのアドレス宛てに法人口座開設の希望を記載して、メールを送りましょう。こちらのサポートデスクは日本語に対応していますので、英語で記載する必要はありません。

メールを送信したら、およそ1日程度でiForexのサポートデスクからメールが返信されてきます。そのメールの中に「法人届出書」が添付されているので、こちらの書類の記載を進めていきます。

法人届出書はすべて「英語」で記載されており、記載も英語で行わないといけません。記入内容は多岐に渡るため、自身で調べながら記載するのは時間がかかってしまいます。英語の読み書きが可能な行政書士など、英語の書類作成が可能な専門家に依頼した方が楽ですね。

法人届出書の作成が終わったら、必要書類とともにiForexのサポートデスクにメールでデータを送信します。書類に不備がなければ、その後サポートデスクから法人口座情報が送られてきます。

これで法人口座開設の手続き完了です。

たお
(吹き出し)
英語での書類作成が法人口座開設の山になりそうだね!これはプロに任せた方がようさそう!

iForexで法人口座を開設するメリット

iForexで法人口座を開設するメリットとして下記の点が挙げられます。

  • FXトレードを事業として扱える
  • 個人でトレードするよりも税金を抑えられる

FXトレードを事業として扱える

iForexで法人口座を開設することで、FXトレードを事業として扱うことができます。トレードを事業として扱えれば、損益を翌年以降に繰り越せたり、他の事業収益と損益通算することが可能です。FXの取引規模を拡大していきたい方にとって、損益繰越・損益通算は非常に大きいアドバンテージになりますね。

個人でトレードするよりも税金を抑えられる

法人口座でトレードすることで、個人口座でトレードするよりも税金を抑えることが可能です。個人口座でトレードを行った場合、得られた所得に対して「所得税」が課されます。所得税には「累進課税」が適用されるため、所得が増えるほど所得税額も高くなってしまいます。

これに対して、法人の事業としてトレードを行えば、適用される税金は「法人税」になります。法人税は所得税と異なり、累進課税が適用されません。どれだけ所得を得ても、税率は一律固定となります。法人口座を利用することで、個人口座よりも利益を多く手元に残しておけるのです。

iForexの法人口座を開設して、お得にFXトレードを行っていこう!

iForexでは個人口座に加えて、法人口座を開設することも可能です。法人口座の開設は、iForexのサポートデスクに連絡して直接やり取りを行う必要があります。サポートデスクは日本語完全対応ですので安心ですが、提出する「法人届出書」に関してはすべて英語で記載を行わないといけません。英語に精通した社員がいない場合は、英語が分かる行政書士など専門家に依頼することをおすすめします。

iForexの法人口座でトレードすることで、個人口座でトレードするよりも税金を抑えることが可能です。iForexの法人口座を活用して、お得にFXトレードを行っていきましょう。

この記事が気に入ったら
いいねしよう!

最新情報をお届けします

Twitterをフォローする

おすすめの記事