
海外FXを始める方は、FX業者の多さに戸惑った方も多いと思います。どの業者が良いのか、それぞれ特徴を把握した上で決めていくことが肝要です。今回は数ある海外FX業者の中から「Tradeview」を取り上げて、各項目を一気にレビューしていきます。Tradeviewについて知りたい方、他の海外FX業者と比較したい方はぜひ一読してみてください。

Tradeviewの基本情報
運営会社 | Tradeview LTD |
設立 | 2004年 |
口座タイプの種類 | 4種類 X Leverage スタンダード口座 ILC口座 cTrader口座 Currenex Viking口座 |
取り扱い銘柄数 | 通貨ペア:60種類 貴金属:3種類 株式指数:9種類 原油:3種類 仮想通貨:6種類 |
レバレッジ | X Leverage口座:500倍 ILC口座:200倍 cTrader口座:200~400倍 Currenex Viking口座:200~400倍 |
追証 | なし |
ゼロカット | あり |
ロスカットレベル | 証拠金維持率100% |
取り引きツール | MT4、MT5、cTrader、Viking |
入金方法 | クレジットカード bitwallet Sticpay Bitpay 銀行送金 |
出金方法 | クレジットカード bitwallet Sticpay Bitpay 銀行送金 |
最低入金額 | X Leverage口座:$100 その他の口座:$1,000 |
日本語サポート | あり |
ボーナス | なし |
資金保全の方法 | 分割管理、信託保全 |
法人口座 | あり |
Tradeviewレビュー
それでは早速、Tradeviewのレビューを行っていきます。レビュー項目は下記の10個です。
- 初心者へのおすすめ度
- 中級者・上級者へのおすすめ度
- 信頼性・安全性
- 約定力・透明性
- レバレッジの大きさ
- スプレッドの狭さ
- 入出金のしやすさ
- 取引ツールの機能性
- キャンペーン・ボーナス
- 日本語対応レベル
それぞれ詳細を確認していきましょう。
初心者へのおすすめ度
Tradeviewの海外FX初心者へのおすすめ度は高いです。Tradeviewではメジャー通貨のラインナップが充実しており、FX初心者でも手軽にトレードを始めることができます。また、Tradeviewでは「ゼロカット」が採用されており、追証は発生しません。
追証とは、保有している証拠金以上の損失が発生した際に、口座に追加で入金を行う手続きです。日本のFX会社では追証が適用されているため、万が一通貨の大暴落が発生した際に、数百万円以上の負債が発生してしまう恐れがあります。
一方、Tradeviewの場合は証拠金以上の損失が発生したとしても、その損失分は「ゼロ」になります。証拠金以上の損失は、Tradeview側が補填してくれる形です。この制度を「ゼロカット」と呼びます。ゼロカットがあれば、負債を抱えずに安心してトレードを行うことが可能です。海外FX初心者の方ととって、ゼロカットは非常に心強いといえるでしょう。
Tradeviewの追証・ロスカットについては下記の記事でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

中級者・上級者へのおすすめ度
Tradeviewは、海外FX中級者・上級者へのおすすめ度も高いです。その理由として「口座タイプの豊富さ」が挙げられます。Tradeviewの口座タイプは下記の4種類です。
- X Leverageスタンダード口座
- ILC口座
- cTrader口座
- Currenex Viking口座
口座タイプごとの性能は下記の通りです。
<X Leverageスタンダード口座>
口座で使える通貨 | JPY, USD, EUR, CAD, AUD, GBP, CHF. MXN, ZAR |
最大レバレッジ | 500倍 |
取引ツール | MT4、MT5 |
取引手数料 | なし |
最低入金額 | $100 |
取引方式 | STP方式 |
1lotの通貨価値 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01lot |
最大ロット | 75lot |
<ILC口座>
口座で使える通貨 | JPY, USD, EUR, CAD, AUD, GBP, CHF. MXN, ZAR |
最大レバレッジ | 最大200倍 |
取引ツール | MT4、MT5 |
取引手数料 | 往復$5(1lotあたり) |
最低入金額 | $1,000 |
取引方式 | ECN方式 |
1lotの通貨価値 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01lot |
最大ロット | 75lot |
<cTrader口座>
口座で使える通貨 | JPY, USD, EUR, CAD, AUD, GBP, CHF. MXN, ZAR |
最大レバレッジ | 200倍 ※申請により、最大400倍まで変更可能 |
取引ツール | cTrader |
取引手数料 | 往復$5(1lotあたり) |
最低入金額 | $1,000 |
取引方式 | ECN方式 |
1lotの通貨価値 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01lot |
最大ロット | 75lot |
<Currenex Viking口座>
口座で使える通貨 | JPY, USD, EUR, CAD, AUD, GBP, CHF. MXN, ZAR |
最大レバレッジ | 200倍 ※申請により、最大400倍まで変更可能 |
取引ツール | Viking |
取引手数料 | 往復$5(1lotあたり) |
最低入金額 | $1,000 |
取引方式 | ECN方式 |
1lotの通貨価値 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01lot |
最大ロット | 75lot |
上記口座の中からスキャルピングやデイトレードなど、用途に応じて口座タイプを選択することが可能です。各口座で利用できる通貨の種類も豊富で、日本円にとらわれずに証拠金を保持することができます。海外FX初心者の方の場合は、まずはX Leverageスタンダード口座から利用してみて、慣れてきたら別の口座タイプを追加で開設してみましょう。
後ほど詳しく解説しますが、Tradeviewでは「一人あたり最大5口座まで」開設することが可能になっています。5口座開設できることから、実質すべての口座タイプを利用することができます。最初の口座タイプの選択で利用できるタイプが決まってしまう訳ではないので安心してください。
口座タイプによって最大レバレッジ、利用できる取引ツールに違いがあるので注意しましょう。最大レバレッジ、取引ツールについても後ほど詳しく解説します。
Tradeviewの口座種類については、下記の記事にて詳細を解説しています。こちらも合わせて一読してみてください。

信頼性・安全性
Tradeviewの運営会社である「Tradeview LTD」は、イギリス領ケイマン諸島の金融庁から金融ライセンスの発行を受けています。ケイマン諸島の金融ライセンスは、世界各国の金融ライセンスの中でも取得ば難しいことで有名です。ケイマン諸島のライセンスを取得しているTradeview LTDは信頼性・安全性の高い海外FX業者と見て問題ないでしょう。
また、海外FX業者の中でも比較的設立が古い点も高評価です。Tradeviewは長年に渡り安定して運営を行ってきているので、安心して利用できる海外FX業者といえます。過去に大きなトラブルを起こしていない点も評価が高いです。

約定力・透明性
Tradeviewで行われるトレードでは「NDD方式」と呼ばれる取引方式が採用されています。NDDは「ノン・ディーリング・デスク」の略称です。「ディーリグン・デスク(トレードを仲介するディーラー)」を介さずに、トレーダーの注文を直接市場に届ける点がNDD方式の特徴となります。
NDD方式は「STP方式」と「ECN方式」の2つに別れています。STP方式は「Straight Through Processing」の頭文字をとったもので、日本語に訳すと「直接の処理」という意味になります。STP方式では、海外FX業者がインターバンクにアクセスできる金融機関から為替の価格情報を取得して、スプレッドを上乗せした状態でトレーダーに価格情報を提供します。一連の操作はすべて電子的な処理で行われるため、海外FX業者のスタッフが関与することはありません。
ECN方式は「Electronic Communications Network」の頭文字をとったもので、日本語で「電信通信ネットワーク」という意味になります。ECN方式では、インターバンクで提示されている通貨ペアの価格が直接トレーダーに提供されます。スプレッドが上乗せされておらず、個人トレーダーでも機関投資家と同様にインターバンクで直接取引することが可能です。
ECN方式では、海外FX業者はスプレッドを上乗せできないので、スプレッド幅はSTP方式よりも狭くなっています。ただし、スプレッドとは別に「取引手数料」が発生することが多いです。
Tradeviewでは口座タイプによって、採用されている方式が異なります。
- X Leverageスタンダード口座:STP方式
- ILC口座:ECN方式
- cTrader口座:ECN方式
- Currenex Viking口座:ECN方式
意外に思われるかもしれませんが、FX業者の中には「トレーダーの注文をディーラーが管理して、実際に市場に送るか決めている」業者も存在します。この方式を「DD方式」と呼びます。ちなみに、国内FX業者の大半はDD方式となっています。DD方式の場合、スプレッドが低く設定されるケースが多いですが、取引が不透明になる分、100%安全であるとはいえません。
NDD方式であれば、ディーラーによって自身の注文が管理されることはありません。注文を純粋に市場に送ることができるので、安心してトレードすることが可能になっています。NDD方式を採用しているTradeviewはトレーダーにオープンな海外FX業者といえます。

レバレッジの大きさ
Traeviewのレバレッジの大きさは、利用する口座タイプによって変わってきます。下記、口座タイプごとの最大レバレッジです。
口座名 | 最大レバレッジ |
X Leverageスタンダード口座 | 500倍 |
ILC口座 | 200倍 |
cTrader口座 | 200倍 |
Currenex Viking口座 | 200倍 |
cTrader口座、Viking口座に関しては、Tradeviewのカスタマーサポートに申請することで「最大400倍」までレバレッジを変更することもできます。他の海外FX業者の最大レバレッジと比べると、少々低いと感じるかもしれません。レバレッジ1000倍超でトレードしたい場合は、別の海外FX業者の口座開設も合わせて行うことをおすすめします。
また、Tradeviewでは口座残高が$100,000超になると、各口座の最大レバレッジが制限される可能性があります。具体的に何倍に制限されるかは公表されていませんが、レバレッジが100倍を下回るケースもあるので注意してください。

スプレッドの狭さ
Tradeviewのスプレッドは、X Leverage口座以外の口座タイプで狭くなっています。下記、口座タイプごとのメジャー通貨ペアのスプレッドです。
通貨ペア | X Leverageスタンダード口座 | ILC口座・cTrader口座・Viking口座(平均) |
EUE / USD | 1.7pips | 0.1pips |
GBP / USD | 2.0pips | 0.5pips |
USD / CAD | 1.7pips | 0.6pips |
AUD / USD | 1.9pips | 0.4pips |
USD / JPY | 1.8pips | 0.1pips |
USD / CHF | 1.8pips | 0.5pips |
NZD / USD | 2.2pips | 0.6pips |
GBP / JPY | 2.3pips | 0.5pips |
EUR / JPY | 1.9pips | 0.4pips |
AUD / JPY | 2.5pips | 0.5pips |
XAU / USD | 3.0pips | 1.5pips |
X Leverageスタンダード口座の場合、特段スプレッドが狭いという訳ではありませんが、ILC口座・cTrader口座・Viking口座の場合は他の海外FX業者のスプレッドと比べて狭い水準です。スプレッドを抑えてトレードを行いたいトレーダーの方にも最適な海外FX業者といえます。

入出金のしやすさ
Tradeviewでは、下記の5つの入出金方法が利用可能になっています。
- クレジットカード
- bitwallet
- Sticpay
- Bitpay
- 銀行送金
各入金方法の手数料・入金限度額・入金までの時間は下記の通りです。
入金方法 | 入金手数料 | 入金限度額 | 入金までの時間 |
クレジットカード | 無料 | 7,500ドル | 即時 |
bitwallet | 無料 | なし | 即時 |
Sticpay | 無料 | 50,000ドル | 即時 |
Bitpay | 無料 | なし | 即時 |
銀行送金 | 無料 | なし | 1~3営業日 |
クレジットカード、並びにBitpayでの入金では「日本円を利用できない」ので注意してください。USDやEURなど、他の対応通貨での入金となります。日本で発行したクレジットカードを利用した場合、日本円が他の通貨に自動的に替わる形です。
また、利用できるクレジットカードのブランドは「VISA」と「MasterCard」のみになります。JCB、American Expressは現時点では利用できないので、こちらも注意しましょう。
各出金方法の手数料・着金までの時間は下記の通りです。
種類 | 出金手数料 | 着金までの時間 |
クレジットカード | 無料 | 1~2ヵ月 |
bitwallet | 1ドル | 24時間以内 |
Bitpay | 無料 | 1~5営業日 |
Sticpay | 0.3ドル+出金額の2.5% | 即時~1営業日 |
銀行送金 | 35ドル | 3~10営業日 |
クレジットカード、Bitpayによる出金では手数料が「無料」になっています。銀行送金では手数料が「35ドル(約3,500円)」も発生する上に、着金まで3~10営業日ほどかかりますので、あまり利用はおすすめできません。
また、クレジットカードでの出金は「クレジットカードで入金した金額分まで」となっています。利益分の出金に関しては、別の出金方法を選択する必要があります。
Tradeviewでの入出金は、他の海外FX会社とそこまで変わりはありませんが、クレジットカードで日本円での入出金ができない点がネックです。日本円で入出金を行いたい場合は、「bitwallet」の利用をおすすめします。
Tradeviewの入出金の手順については、下記の記事にで詳細を開設しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。

取引ツールの機能性
Tradeviewでは、口座タイプごとに下記の4種類のツールを利用することが可能になっています。
- X Leverageスタンダード口座:MT4・MT5
- ILC口座:MT4・MT5
- cTrader口座:cTrader
- Currenex Viking口座:Viking
MT4は世界中のFX会社で採用されている取引プラットフォームです。海外FX初心者の方でも無理なく操作できるシンプルな使用になっています。MT4では自動売買システムの利用も可能になっているので、自動売買を行いたい場合に最適なツールです。
MT5はMT4に追加機能を加えた次世代型の取引プラットフォームとなっています。時間足の種別増加、銘柄の検索機能の追加など、MT4よりも機能面で優れています。ただし、MT5ではMT4で利用できた自動売買システムを引き継ぐことができません。これは、MT4とMT5で利用されている開発言語が異なるためです。
MT4が長い間トレードプラットフォームのシェアを握っていたため、MT4の開発言語の精通したプログラマーが多くいます。MT5の開発言語に対応したプログラマーがそこまで増えていないのが現状であり、現在もMT4のシェアが高い状態です。
cTraderは、高速約定に強みを持つ取引プラットフォームとなります。MT4よりも約定スピードが早く、スキャルピングなど超短期売買を繰り返し行うトレーダーに最適です。操作画面もシンプルで、直感的に操作できる仕様となっています。
利用できるプラットフォームがMT4に限定されていない分、Tradeviewプラットフォームの選択肢が広いです。海外FX中級・上級者の方でも満足できる海外FX業者といえるでしょう。
Vikingは、機関投資家向けに開発された取引プラットフォームです。インターバンクに直結してトレードを行えるので、約定力の面でMT4・MT5よりも優れています。ただし、操作が複雑である点がネックで、MT4などよりも使いにくいです。特段、Vikingを使う理由がなければ、他の取引プラットフォームを選択した方がよいでしょう。

キャンペーン・ボーナス
Tradeviewでは、他の海外FX業者が実施しているような口座開設ボーナス・入金ボーナスといった各種キャンペーン・ボーナスを設けていません。Tradeviewでトレードするには、自己資金を準備する必要があります。スプレッドが狭く抑えられている分、キャンペーン・ボーナスには経費がかけられていない形です。

日本語対応レベル
Tradeviewには常駐の日本人スタッフがいるので、日本語での対応も問題ありません。メール・電話ともに日本語で問い合わせることができます。平日24時間体制で問い合わせに対応してくれる点もTradeviewの強みです。
Webサイト上のページも日本語対応となっているので、英語が読めない方でも安心です。ただ、所々日本語に不自然さが残る部分もあるので、少々読みづらいこともあります。

Tradeviewのメリット
Tradeviewを利用するメリットとして、下記の4点が挙げられます。
- スプレッドを抑えたトレードができる
- 信託保全が$35,000まで適用される
- 法人口座の作成も可能
- 追証を心配せずにハイレバレッジトレードが行える
- 一人あたり「5口座」まで開設できる
それぞれ詳細を確認していきましょう。
スプレッドを抑えたトレードができる
Tradeviewの最大のメリットは、スプレッドを抑えたトレードが行える点です。X Leverageスタンダード口座以外の口座を選択すれば、ほぼすべてのメジャー通貨トレードを1pips未満のスプレッドで行えます。他の海外FX業者の多くは、スプレッドが1以上に設定されているので、Tradeviewのスプレッドの狭さは破格といえるほどの数値です。スプレッドを抑えてトレードを行いたい場合は、Tradeviewをメイン口座にするべきといってもよいでしょう。
信託保全が$35,000まで適用される
Tradeviewでは、最大$35,000まで信託保全が適用されます。信託保全とは、顧客が預け入れた資金を第三者の機関が管理する制度です。信託保全が適用されることで、Tradeviewが万が一倒産したとしても、預け入れた資金がなくなることはありません。
海外FX業者の多くは、信託保全ではなく「分別管理」を導入しています。分別管理とは、海外FX業者の中で顧客資金と運営資金を分けて管理する制度です。分別管理の場合だと、FX業者が倒産した際に顧客の資産までなくなってしまう可能性があります。
この点、信託保全を導入しているTradeviewは信頼度が高いです。保証の範囲も最大$350となっており、顧客の資産を守る姿勢が伺えます。
法人口座の作成も可能
Tradeviewでは法人口座の作成も可能になっています。法人口座を利用してトレードを行うことで、節税効果を高めたトレードを行うことが可能になります。最も顕著な節税効果が「法人税」の適用です。法人税は所得税と異なり、累進課税が適用されません。累進課税とは、所得金額が高くなるにつれて税率が高くなる税制になります。個人口座でトレードを行う場合は累進課税が適用されるため、トレードで得た所得が多いほど税率が高くなってしまいます。
法人税であれば、法人の規模に応じて税率は「一律」です。どれだけトレードで所得を得ても同じ税率が適用されるので、手元に多く所得金額を残すことができます。
Tradeviewの法人口座については、下記の記事にて詳細を解説しています。こちらも合わせて一読してみてください。
追証を心配せずにハイレバレッジトレードが行える
Tradeviewでは追証は適用されません。負債を抱える心配をせずにハイレバレッジトレードを行うことができます。少額でリスクを抑えつつ、レバレッジで大きな金額を動かすことが可能です。
国内FXの場合だと追証が適用される点に加えて、最大レバレッジも「25倍」に制限されています。少額で動かせる金額に限りがあるので、FX初心者の方には国内FXはあまりおすすめできません。
一人あたり「5口座」まで開設できる
Tradeviewでは一人あたり「5口座」まで開設することが可能です。スキャルピングや長期トレード等、トレード手法によって口座を使い分けることができます。追加口座を開設したい際は、Tradeviewのサポートセンターに直接リクエストを送る必要があります。リクエストを送った後、追加口座開設の目的について聞かれるケースもあるので、答えられるよう回答を準備しておきましょう。
追加口座を開設する際は、現在保有している口座に資金を入れておく必要があります。口座残高がゼロの状態で追加口座開設の申請はできないので、注意してください。
Tradeviewのデメリット
Tradeviewのデメリットとして、下記の点が挙げられます。
- キャンペーン・ボーナスが設けられていない
- ロスカット水準が高い
- スタンダード口座以外はレバレッジが低め
キャンペーン・ボーナスが設けられていない
Tradeviewの最大のデメリットは、キャンペーン・ボーナスが一切設けられていない点です。大半の海外FX業者は、口座開設ボーナス・入金ボーナスを設けています。自己資金を使わずにトレードを始められるFX業者も多いです。
これに対して、Tradeviewではキャンペーン・ボーナスがないため、自己資金でトレードを始める必要があります。海外FX初心者の方だと、いきなり自己資金を使ってトレードを行うのは抵抗があるかもしれません。ボーナスを使ってトレードを始めたい方は、他の海外FXの口座も合わせて開設することをおすすめします。
ロスカット水準が高い
Tradeviewではロスカット水準が「証拠金維持率100%」となっています。この水準は、他の海外FX業者のロスカット水準と比べると少々高めです。上記のロスカット水準だと、証拠金維持率が100%未満になった時点で、ロスカットが強制的に行われます。ロスカットを防ぐためには、口座の証拠金額に余裕を持たせておくことが必須です。
ロスカット水準が高いことで、大きな損失を抱え込まずに済みます。ただし、長期的にポジションを維持するには不便です。リスクを抱えても大きなリターンを得たいトレーダーの方は、ロスカット水準が低い海外FX口座を選択した方がよいでしょう。
スタンダード口座以外はレバレッジが低め
X Leverageスタンダード口座は、最大レバレッジ500倍となっていますが、その他の口座タイプでは「200倍」がデフォルトの最大レバレッジとなっています。レバレッジ変更で最大レバレッジを400倍にしても、他の海外FXのレバレッジと比べると低めの水準です。レバレッジ1000倍以上の超ハイレバレッジトレードを行うには、Tradeviewはてきていません。
国内FXの最大レバレッジ25倍と比べると、Tradeviewのレバレッジも十分高いですが、海外FXの中では「平均~やや低い」レバレッジとなっています。
Tradeviewの評判まとめ
次に、Tradeviewの良い評判・悪い評判をそれぞれ確認していきましょう。
Tradeviewの良い評判
まずは良い評判から見ていきます。



Tradeviewの悪い評判
次にTradeviewの悪い評判を見ていきましょう。


Tradeview口座開設の流れ
次にTradeviewの口座開設の流れについて、実際の操作画像を使いながら解説していきます。Tradeviewの口座開設は「10分」ほどで完了可能です。サイト表示も日本語になっているので、英語が分からない人でも安心して手続きを進められます。
それでは早速、Tradeviewの口座開設の流れを見ていきましょう。最初にTradeviewの公式サイトにアクセスします。
画面右上に表示されている「新規口座開設」をクリックしましょう。
(画像①)
個人口座・法人口座の選択画面に移りますので、左側の「Tradeview個人口座」をクリックしてください。
(画像②)
次に各種情報の入力・選択を進めていきます。
情報の入力はすべて「ローマ字」で行いましょう。住所の入力は「英語方式」で、日本語の住所記載とは順序が逆になります。たとえば、「東京都立川市曙町1-2-3」という住所の場合、英語方式で記載すると「1-2-3, Akebono-Cho, Tachikawa-Shi, Tokyo, Japan」という順序です。
電話番号の入力では「国際番号方式」が採用されています。国際番号方式では、日本の電話番号の頭についている「0」をひとつ消して、代わりに「+81」を加えます。たとえば、「090-1111-1111」という電話番号の場合、国内番号方式にすると「+8190-1111-1111」という表記になります。
また、こちらの画面で必要書類のアップロードも行っていきます。Tradeviewの口座開設で必要な書類は下記の通りです。
- 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
- 現住所確認書類(住民票、公共料金明細書、クレジットカード利用明細書など)
身分証明書は「顔写真付き」の証明書のみ有効です。顔写真がないと身分証明書として提出できないので注意しましょう。現住所確認書類に関しては、「発行から3ヵ月以内」の書類のみ有効となります。
各項目の入力・選択、書類のアップロードが完了したたら、画面最下部にある「送信」をクリックしましょう。
(画像③)
これでTradeviewの口座開設手続き終了です。申し込み完了から「2営業日」ほどでTradeviewからメールが届きます。
口座開設の際に入力した職業・収入金額によっては「追加リスク同意書」の提出が必要になることもあります。追加リスク同意書は取引を制限する書類という訳ではなく、「FXトレードを行うことによって発生し得るリスクに同意する」書類になります。
下記の条件に当てはまる人が、追加リスク同意書の提出対象です。
- 年間所得が250万円以下
- 年金を受給している
- 年齢が21歳~63歳以外
- 破産した経験がある
- 投資経験がゼロ
- 職業が選択リストに表示されない
追加リスク同意書は、サポートセンターからメールで送付されます。同意書が送付されたら、忘れずに返信するようにしてください。
Tradeviewのよくある質問
ここではTradeviewのよくある質問を玲ちゃんがまとめてくれましたので、各質問に回答していきます。














まとめ
Tradeviewは、スプレッドが業界内でも随一の狭さとなっており、スキャルピングで短期売買を行うトレーダーに特におすすめの業者です。取引の透明性も高く、日本語での問い合わせにも対応しているので、海外FX初心者の方にもおすすめとなっています。ボーナスがない点がネックではありますが、他の海外FX業者と合わせて口座開設をしておいて損はありません。これを機に、ぜひTradeviewで口座開設をしてみてください。
Tradeviewを活用して、快適な海外FXトレードを実現していきましょう。